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DMM Bitcoin廃業? どうなるビットコイン? 25年3月に向けてBTCホルダーがやるべきことは?

DMM Bitcoinから2024年12月2日(月)衝撃的な発表がありました。

まさかの廃業?

顧客口座と預かり資産はSBI系列のSBIVCトレードに移管されると…。

いったい何があったのでしょうか?

そして、わたしたちDMM Bitcoinユーザーはこれからどうしたら良いのでしょうか?

この記事を読んでわかること

この記事では

  • DMM Bitcoinで何があったのか
  • これからわたしたちがどうしたらいいのか

について解説します。

現在進行形で事態が動いている事案なので、記事内容は随時追加修正していきます。

DMM Bitcoin そもそも何があったのか?

2024年5月、約482億円相当のビットコインが不正流出したという事件がありました。

  • 情報セキュリティ管理権限が一部の担当者に集中
  • 「秘密鍵」(ビットコインの所有者であることを証明する暗号)が一括で管理されていた
  • その他不適切な体制・対応だった

などの管理体制の不備が原因だったようです。

が、今だ犯人や詳しい犯行経路などはわからず、「調査中」とのこと。

DMMのグループ会社などから550億円を資金調達して流出分の顧客の資産は保護されましたが

現在(24年12月)に至るまで、

  • 現物暗号資産の買い注文の受付中止
  • 新規口座開設の中止
  • 暗号資産の出庫処理の停止

など実質機能停止しています。

わたしはDMM Bitcoinでは

  • ビットコイン
  • シバイヌ
  • ライトコイン
  • ニッポンアイドルトークン

の4種類をいわゆる「ガチホ」(いったん買ったら売らずに長期間保有すること)しています。

ガチホしているだけなので特別困ることはなかったのですが…

普通に売買している人たちにとっては「使えない」状態であることは否めません。

どうなるのかとずっと気になっていたら

今日(12月2日)にDMM Bitcoinからメールが来ました。

DMM Bitcoin廃業へ

DMMbitcoinからのメール
DMM Bitcoinから来たメールです

要するに長期間顧客に不便を強いていて、安全性も担保できず

これ以上どうにもできないから別の会社に任せる、ということですね。

DMM Bitcoinはモリが確か最初に開設した暗号資産(仮想通貨)取引口座で

本当に使いやすく、初心者向けで、ここがあったから仮想通貨の取引をいろいろ勉強できたんだよねえ…としみじみしますが。

こうなってしまうと、まことに残念でなりません。

SBIVCトレード

SBIVCトレード
SBIVCトレードホームページより引用

さて、DMM Bitcoinが廃業するにあたって、次の取引会社はSBIVCトレード

どうやって保有している仮想通貨は移管されるのでしょうか。

SBIVCトレード…モリはまだ口座を持っていない会社です。

積立NISAやゴールドを買うのにSBI証券の口座は持っているので、なんとなく親しみはありますが。

【SBIVCトレードのサービス概要】

取り扱い暗号資産

現物(販売所)24銘柄

  • BTC
  • ETH
  • XRP
  • LTC
  • BCH
  • DOT
  • LINK
  • ADA
  • DOGE
  • XLM
  • XTZ
  • SOL
  • AVAX
  • MATIC
  • FLR
  • OAS
  • XDC
  • SHIB
  • DAI
  • ATOM
  • APT
  • HBAR
  • ZPG
  • NEAR

現物(取引所)7銘柄

  • BTC
  • ETH
  • XRP
  • LTC
  • BCH
  • DOT
  • LINK

レバレッジ(販売所)12銘柄

  • BTC
  • ETH
  • XPR
  • LTC
  • BCH
  • DOT
  • LINK
  • DOGE
  • SOL
  • AVAX
  • SHIB
  • DAI

現物取引(販売所)で24種類!

取引所やレバレッジ取引銘柄も割と多いようです。

なんか見たことにない銘柄もある!

ステーキング対象銘柄は国内最多の13銘柄!

他の暗号資産取引所と劣るところはないですね。

暗号資産の送金手数料がかからないところも魅力的です。

(一部銘柄で送金ができないものもあります)

他にも、口座開設手数料・ロスカット手数料・口座維持手数料・入出金手数料・取引手数料・入出庫手数料が無料。

これは今まで使っている他取引会社にも引けを取らないですね。

モリの懸念はNIDT(ニッポンアイドルトークン)が取り扱いされていないということ

もっともこれは、SBIVCトレードで取り扱いのない銘柄は、移管受け入れまでに取り扱いを開始する、とのことなので、一応は安心…かな。

SBIVCトレードの特徴・良さそうなところ

  • 取り扱い銘柄が多い(現物販売所で24種類)
  • 販売所・取引所(板取引)・レバレッジ取引ができる
  • 国内取引所では取り扱いの少ない銘柄(AVAX(アバランチ)やMATIC(ポリゴン))の取り扱いがある
  • ほったらかし投資も充実(積み立て・レンディング・ステーキング)
  • 取引に関する手数料がほとんど無料(口座開設手数料・ロスカット手数料・口座維持手数料・入出金手数料・取引手数料・入出庫手数料など)
  • SBIグループ(証券会社やネット銀行でも有名)の経営で、さまざまな金融サービスのノウハウがあるので、セキュリティ対策が万全

今回のDMM Bitcoinとの騒動とは関係なく、なんか良いかもしれないという気がしてきました

さて、このSBIVCトレードに仮想通貨はどうやって移管されるのでしょうか?

これについてはDMM Bitcoinの方からもまだ詳しい手順は発表されていません。

  • SBIVCトレードで口座開設はしておくべきか
  • 自動で仮想通貨は移されるのか
  • 自分で仮想通貨送金手続きがいるのか

まだわからないことばかりです。

今日メールを受け取った際は不安になり、DMM Bitcoin内の仮想通貨は全部売却しようかと一瞬頭をよぎりましたが…

短期は損気

不安ですが、もう少しいろいろなことがわかるまで待ちましょう。

現在(24年12月現在)わかっていることとこれから知りたいこと まとめ

わかっていること

  • 2025年3月をめどにDMM Bitcoinの顧客口座と保有資産はSBIVCトレードに移管される
  • 移管後DMM Bitcoinは廃業
  • SBIVCトレードになくてDMM Bitcoinにだけある銘柄も移管受け入れ前に取り扱いが始まる

知りたいこと

  • SBIVCトレードの口座開設はいつするべきか?
  • DMM Bitcoin内の保有資産はどのようにSBIVCトレードに移管されるのか?
  • 具体的な手続き方法は?
  • いっそ先にDMM Bitcoin内の保有資産を全売却するのは早計か?

12月2日に発表された衝撃のニュースでしたが、まだまだこれから事態は動いていくものと思われます。

落ち着いて静観しつつ、情報を逃さないようにしたいですね。

安心安全なビットコイン運用ができますように。

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